日々想うの事
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没にしたエリヅラ拍手文、ご要望があったので手直ししてこちらにあげてみました。今じぶんの中でエリヅラ萌えが押し寄せる波のようにざぶんざぶんきています。微えろなエリヅラってめちゃくちゃ楽しい。いっそ微えろなエリヅラシリーズを作ってしまおうかと思うくらいの勢い。エリヅラってどのくらい需要あるのかな・・・
○拍手おまけエリヅラ○
夜中にふと目が覚めて、無意識のうちに探すのは、隣に眠っている主の姿。
ぬ゛ー、ぬ゛ー、
世にも不思議な寝息をたてる主の瞳は、今日もしっかと見開いている。
白い三角の手で瞼を撫でると瞳はすうと閉じられて、
起こさないように上半身をそっと抱き上げるとその寝息は安らかなものに変わる。
やわらかに伏せられた瞼はどこか無防備で儚げで、
ぽてりとしたくちびるがすうすうと息を吐き、
党員たちの前での姿とはまったく違うその表情は、自分だけが知っているもの。
抱きかかえたままうなじを少しくすぐると、ん、と漏れる色めいた声。
うなじから喉のラインをなぞり、耳元にふーと息を吹きかけると、は、と零れる切ない吐息。
着物の裾をめくると露わになる白い素脚の、その足の裏を手の先でこそこそとなぞると、
ん・・・ぅ、
細い身体が微かに震え、無意識のうちに捩り出す。
逃さないようにしっかりと抱き込み、その足裏を指先を、こそこそ、こそこそ、続けると、
んぅん、う・・・
瞳は固く閉じたまま、眉を悩ましげに寄せて、鼻から抜けるような声で鳴く。
細い脇腹に手を滑らせて、もぞもぞこちょこちょ軽く揉むと、
うぁ、ぁ・・・っ、は、
刺激に身体がくねりだし、次第に紅潮する頬と切なく開いたくちびる、甘く響く吐息。少し
苦しげな表情。
もう片方の手を脇の下に潜らせ、もぞりもぞりとくすぐると、
ん・・・ぁ、あっ、あ・・・
声は一層色を増し、喉をしなやかに震わせる。長い睫毛は憂いを帯びて、庇護欲をそそ
る寄せた眉。
閉じられた瞼と開かれたくちびる、熱く吐かれる息。刺激に耐えきれずに捩る身体。
昼間の姿からは想像もつかないくらい、無防備で愛らしい、その姿態。
それは忠実な従者の、深夜だけの密かな愉しみ。
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