じゃーんぷ 2008/05/19 (Mon)

わー、ついに来た。どうしよう。

あれは兄？兄でいいんだよね！？うわあーついにこの伏線が消化される時が来たかあ・・・。吉原の話からそこへ繋がっていくとは思わなくてラストひとコマ見たときにすごいドキーッてなった。こうしてあらかじめ来ると分かっていた大きな話が実際来ると、ついに来たーってワクワクドキドキすると同時に、どうしようひとつ最終回に近づくよなんて不安なきもちになっちゃったりもするな。

それから今回のお話、銀魂の世界の基本はやっぱり天人に食い物にされ虐げられる地球ってとこなんだろうなあと思った。こんなん見ちゃうと幕府直轄の治安組織である真選組は一体何から何を護ってるんだよって思うけど、平和を乱す人間（攘夷浪士）から人間（民衆）を護ってるってことでは必要だ。桂さんはそのもうひとつ上の、天人から国を護ろうとしているところにいる。国（とそこに住まう人々）を護るってとこでは桂さんと真選組の存在意義は相反しないんだよなぁー。
それにしても真選組は、本来は天導衆が自分達に都合の悪い人間を消すために幕府に据えた、言わば天人のために作られた組織なんじゃないかと思う。でもそれを、天人の都合のいいような傀儡組織じゃなくて、ちゃんと骨のある武士としての集団、民を護る集団にしているあたりが、真選組の矜持なんだろうな。毒を食らわば皿までって言うか、幕府の矛盾を知っていてなお幕府に所属する存在。こういう矛盾を孕んだ難しい集団をきちんと形にさせているあたりが、土方さんとか近藤さんの力なんだろう。

あれ、じゃんぷ感想のはずが真選組考になった。