うっわぁ・・・ 2008/04/05 (Sat)

見たよ。見た見た。すごかった。
新OP＆ED、ようやく見れました。なんか・・・萌えるとか何とか言うよりも、すっごい切なくなった。鳥肌が立った。

泣き叫ぶように戦っていた銀は、もう怖くて怖くて仕方ないというように見えるな。護りたいものが護れなくて何もかもがどんどん手の内から滑り落ちていくのが怖くて怖くてどうしようもなくて、それでも戦うのをやめると大事なものを何もかも失ってしまうから、戦うしか術がなかったんだ。
桂は全身全霊で何かに抗っているように見える。この国を天人などに渡すものか、先生の教えを死なせるものか、散っていった仲間らの意志を途絶えさせるものか、そのためにはどんなに汚れても構わない、押し寄せる時代の波に抗って抗って、何に変えても戦い抜いてみせる。
坂本は、自分の感情を押し殺して無表情に敵を潰していく。こんなことをしていても何の意味があるとも思えない、不毛な戦いでこれ以上仲間が死ぬのを見たくない、そんな思いを戦場では押し殺し、表情を見せずに敵を斬る。
高杉はただひたすらに敵を殺す、殺す、殺す。そこに迷いは何もなく、世界を奪われた憎しみは炎のように苛烈で純粋で、全てを壊すまで止まらない。
それぞれの想いがどうしようもなく切ないな。様々な想いを全て巻き込んで嵐のように戦った、ああいう時代が確かにあったんだ。

高杉は今もあの攘夷戦争のときの思いのままで一人、変わることも出来ずに傷だらけのままでいるんだなぁ。