日々想うの事
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うちの地域のアニ銀は今日がバベルの回で、すでにPCで見てたのでぼんやりと眺めてたんですけども、ふと銀魂の基本って人が人のことで一生懸命になる話だなあと思いました。ギャグでもシリアスでも。それでいろんな話をひとつひとつ考えていたら、ああやっぱり銀魂は、人が自分自身の困難とかに立ち向かったり夢に向かっていくというのではなく、人のために何か一生懸命になるというのが基本的骨組みだなと思った。ギャグ回ですらそうなのがある意味すごい。銀魂って、純粋に自分自身のためだけにがんばってる人って少ないですよね。身近な誰かのためだったり、江戸の平和のためだったり、宇宙の調和のためだったり。ギャグ回だって、銀さんたちがマダオのために一生懸命だったり、九ちゃんのために一生懸命だったり、ウッチーのために一生懸命だったり。でもそれがまったく押し付けがましくなく、自己犠牲的でも偽善的でもなくさらりと描かれるあたり、空知の人と人との関係性を描く力のすごさを感じる。純粋に自分自身に関する欲求や願いが動因となって動いているキャラってほとんどいないんじゃないかな。そう考えると、高杉が一番純粋に、自分の想いに基づいて行動しているな。それが獣と呼ばれる所以なのかもしれないけど、でも、交じり気がなくてきれいだ。やっぱり高杉は純粋すぎるからああなるんだろうなあ。
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